Corsair社からヘッドセットのHS50を提供してもらったからレビューするぞ!
HS50は有線のヘッドセットでマイクが着脱式になっているぞ。
マイクが要らない時はヘッドホンとして使用できるんだな。
そして、最初に言っておくけど、この製品は紛うことなきゲーミングヘッドセットだ。
届いて開封
パッケージは普通やね。HS50の造形はありそうで無いデザインだと思う。
ゲーミングヘッドセットとしては少しオサレ感出てるよ。
ワンポイントとして使われている緑色がカッコイイと思うんだけど、全然フューチャーされていない。
自分の感覚がズレてるのか・・・?
側面は真緑。何か既視感を感じますねぇ・・・。
そこはかとなくマイクロソフト感が漂う。
というより、XBOXっぽい。
このシール嫌い。でも、どんなヘッドセット買ってもついてくる。
天敵だ。上手く剥がれなくて悶々する。剥がれたとしても、跡が付いて悶々する。
宿敵。丸シール。
スッキリ収まってる。
ひと目見て、イヤーパッドに高級感を感じる。
厚くて、ホールド感に溢れてそう。
入っていたのはこんな感じ。
3極4極変換にマイク。
シンプル。袋は入ってなかった。
早速だけど、マイクを付けてみようと思う。
このように蓋がしてあるので、マイクを装着していない時でも埃等が侵入しないようになっている。
カバーは全部取れるから、紛失注意な。
刺すだけ。ね?簡単でしょ?
ヘッドバンド部分は硬そう。実際硬い。
でも、長時間付けてても痛くならなかった。
微妙なラインだと思う。デリケートな人なら痛くなるかも。
調整は両側2cmずつの計4cm。
もう少し余裕をもたせて欲しいかな。実際ギリギリだったし。
あと2cm大きければ文句なしだった。
イヤーカップは11cm。耳が入るところは6cmってところかな。
コレまたちょっと小さい。耳たぶがちょっとはみ出る。困る。
横方向。こっちは問題ないね。余裕たっぷり。
9cmの5cm。
開放型っぽいけど密閉型。この緑の輪っかが超かっこいい。光れば完璧やな。
ボリュームとマイクミュートはヘッドセット本体で操作できる。
コードの途中にあるより、こっちのほうが楽でいい。
惜しむらくはマイクミュートにしたのかどうか分かりづらい事。
ミュートにしたとき音がなったり光ったりするわけじゃないので、分かりづらい。
控えめなCorsair。
ヘッドバンドは概ね4cm。
普通やね。
ヘッドバンド部分の圧は一点に集中してないね。
でも、素材が硬いから痛くなる人は痛くなるかもね。
マイクはちゃっちぃ。あんまり存在感を主張していない。
視界の邪魔にならないとも言う。
ああ・・・。この・・・。チラリと見える・・・。緑の輪っか・・・。
良い・・・。とても良い・・・。
そして、マイクが小さいのも相まってスタイリッシュ感が半端ない。
後ろからだと、ヘッドバンド部分の縫い目が光る。
あんまりカッコよくないけど、悪い印象も持たないかな。
いや、マジでカッコよくね?惜しむらくは装着してるとき見えないって事。
シャープな印象や。コレ似合う人が装着すると画になるぞ。カッコイイ・・・。
縫い目もホツレとかは無い。安い製品はこういうところがホツレてたりするからね。
上から見ると、緑がどこにも無いのが残念かなあ。
上から見たときもどこかに緑色の何かがチラリと見えていたら神デザインだったな。
装着してみる
装着すると、ジャストサイズ。ジャストサイズ過ぎて、窮屈感がある。
顔が普通よりデカイと自負しているので、普通サイズの顔の人は丁度いいね。
顔がデカイと自認してる人にはちょっと、窮屈だなあ。他のをオススメする。
装着感は概ね良好。イヤーカップの縦の大きさが少し足りない気もするが、イヤーカップが柔らかい素材で出来ているので、あまり気にならない。
耳たぶにイヤーカップが乗るけど、それほど不快感は感じないかな。
ヘッドバンド部分は硬い素材だったので、頭頂部が痛くなるかなと思ったけど、そうでもなかった。
程よい曲線を描いているので、頭頂部に掛かる圧が分散されている。
何より楽だと思ったのが、ボリューム調整。
コードの途中にボリューム調整や、マイクミュートがあるタイプってコードを辿る作業が必要だと思うの。
ソレが結構、億劫かなと思っていたので、耳元にあるってのは凄い便利。
Arctis7が耳元にあるので、そっちで慣れたというのもある。
装着感としてはこんな感じ。
音質
コレが非常に厄介だった。聴き比べるほど泥沼にハマる感じがした。
自分はいろいろと思い違いをしていたんだなと痛感した時でもある。
HS50はゲーミングヘッドセットであるという点を失念していたのだ。
普通のヘッドホンの様に、聴き比べても芳しい結果が得られようはずもない。
普通に聴き比べた感想は、高音域のある一定の場所が薄くなっていて、低音も少し薄い印象。
一つ一つの音が僅かに削られていて、作為を感じる。
しかし、バランスが悪いわけではなく、まとまっている感じはする。
こんな感じで果てしなく微妙な感じだったのだ。
手放しで褒められるのはこもりを感じなかった事か。
何日もウンウン唸りながら、聴き比べをする。
エージングが足りないのかと、エージングもしてみる。
結果は、あまり変わらず途方にくれていた。
聴き比べに夢中である一点を忘れていた。
ゲームをプレイしていなかった。ふと思い出したようにFPSをプレイすると、なるほどと思った。
高音域の薄さは、耳障りな自分の銃声を抑えているし、低音は足音の余計な反響を抑制していたのだ。
FPS用にチューンされた音質だったんだ。音楽を聞いてもしっくり来るはずがない。
Corsair HS50は、紛うことなきゲーミングヘッドセットだったんだ。
そんな感じ。
まとめ
最後になったけど、マイクの音質にもちょっと触れよう。
音質には期待はするな。でも、ノイズが乗るとか聞こえづらいという感じは無い。
ノイズキャンセルのマイクだから、ちょっとイジられた感じの声になる。
通話するのに必要十分だった。ノイズが無いってのは何よりだね。
でも、喋ると一緒にノイズが乗る?感じ?コレはそのうち動画にして見よう。
なんと言っても、デザインが優れていると思う。
デザインだけのヘッドセットが多い中、このヘッドセットは、音質や快適性も兼ね備えている。
音質と言っても、このヘッドセットの音質は音楽を聴くための音質では無い。
ゲームをする上で、必要な音を聞き漏らさない音質をしている。
なので、ゲーム以外にも使用したいと思っている人にはオススメ出来ない。
ゲーミングに使用するなら、文句なしの製品だと言えます。
PS4にもステレオヘッドセットということで、心置きなくコントローラーにさせるしね。
PC向けと言うよりは、PS4やSwitch向けといった感じの商品かなと思いました。
もちろん、PCでも使えますが多用途向けでは無いので、PCで音楽を聞いたり動画を見たりする人にはオススメは出来ませんね・・・。
デザインが気に入ったら即買いです。
音質を気にするなら一考してください。ゲーミング用途でのみ使用なら即買いです。
マイク音質を気にするなら一考してください。喋るときだけサーッとノイズが乗ります。しかし、聞き取りには問題ないレベルです。
このレビューを見に来るくらいなので、このヘッドセットが気になっているんだと思います。
買っても損はしないと言えるレベルのヘッドセットなので、心置きなく買ってください。